市民ランナー教員の『一歩一歩』

市民ランナー教員の『一歩一歩』

長距離をひた走る小学校教員のロードを振り返る

この時期の準備が

この時期、夏休み中に12月までの授業準備をあらかた終わらせる。

もちろん、変更前提で。

 

どの単元がどれくらいの時数なのか。

必要なプリントを作成する。印刷も。

指導事項は何か。

 

余裕がある時期なので、単元同士はもちろん、他教科や他学年との関連も見えてくる。

 

準備しておけば、日々に余裕ができる。見通しをもつことができる。

子どもに「見通しをもたせる」ためには何よりも、教師自身が「見通しをもっているか」が重要だ。

 

そして、準備よりも「振り返り」に時間を使うことができる。

 

「準備→実践→振り返り」

 

これによって経験ではなく「キャリア」として積み重ねることができると思う。

準備すれば、再現性も高まる。改善点も具体性が増す。

大事なのは経験年数じゃない。「キャリア年数」であり、「最新学習歴」だと思う。

 

準備は例えるなら「脚づくり」だ。

12月までの長いレースに耐えうる、脚をつくらなきゃ。

長い距離を走ることのできる脚があることで、余裕をもったレース運びができる。

余裕のある教師は強い。